精神科医でもある作家の帚木蓬生さんが『ネガティブ・ケイパビリティ 答えの出ない事態に耐える力』(朝日選書)を出版されたのが2017年。その数年後、インタビュー記事を読み、「ああ、これだ」と思った。ネガティブ・ケイパビリティとは、「すぐには答えの出ない、どうに ...
カテゴリ:grey&tension
音楽が聞こえない者たちは…
インスタグラムで見かけた投稿。 View this post on Instagram A post shared by Follow for Dance Posts! ♡ (@these_dancers_have_talent) 楽しそうに(しかもものすごく上手に!)踊る子供たちを見て、こちらも嬉しくなった。なんて幸せそうな子供たち ...
考える時間が必要なときの祝福(ボウラー)
View this post on Instagram A post shared by Kate Bowler 📚 🇨🇦 Author + Prof (@katecbowler) 幸いなるかな。すべてのことに正しい答えを持っているわけではない人は。今の時点では、「わかりません」こそが最善の応答であり姿勢であると気づく人は ...
Liminal space
魂の旅路の中で、おそらく私たちが何度も通ることになる「リミナル・スペース」。それについて、リチャード・ローアによるわかりやすい説明を見つけたのでメモ。 "Limina" is the Latin word for threshold, the space betwixt and between. Liminal space, therefore, is a ...
すべてが壊れていても、心を柔らかく保つための祝福(ボウラー)
View this post on Instagram A post shared by Kate Bowler 📚 🇨🇦 Author + Prof (@katecbowler) 幸いなるかな、今、すべてを見ている者は。私たちの世界、私たちの人生は、取り返しのつかないほどに壊れてしまっているかのようだという恐ろしくも美し ...
NTWのチャペルメッセージ:ヨブ記42章
2ヶ月くらい前だったろうか、聖書学者のNTライトがシカゴ郊外にあるホイートン大学に来た。私は彼の講演を直接聴きに行けなかったけれど、そのときの彼のチャペルメッセージをオンラインで観ることができた。(ほかの二つの講演もYouTubeにアップされている。)今さらだけ ...
How are you entering into this Advent?
昨日は、私のスピリチュアルディレクションのセッションがある日だった。そのとき、私のディレクターに、「How are you entering into this Advent?」と聞かれた。 GriefとGratitudeの両方をホールドするということが、どうも今の私にとってのテーマのようなので、そのこ ...
ヘルート・フローテ
先日、ある友人とスカイプで話した。まったりと会話する中で、話題が祈りや苦しみの意味、そして宣教に及んだ。最近、祈りについて、特にとりなしの祈りや請願の祈りについていろいろ考えていたので、そのあたりの私の思いを分かち合った。 祈りがかなえられれば、祈った ...
and/or を受け止める
先日の記事(「問い」)について、友人の古川牧師から、次のようなコメントをいただきました。とても心に沁みたので、許可をいただいて、ここに書き留めさせていただきます。 僕は、息子が亡くなった時、「こんなことは神の御心ではない。神も悲しんでくださっている、と ...
問い
私はこれまでの信仰の歩みの中で、この世に起こることは、どんな悲惨なことであっても、すべて神様の御手の中で、神様の許しの中で起こると教えられてきたと思う。神様がすべてのことを支配しておられるので、神の許しなしに起こることは何もない、と。そしてその中に、慰 ...
ブルークリスマスのリタージー
昨日のポストで言及したブルークリスマスのリタージーを翻訳しました。(途中で出てくる賛美歌だけは、日本語訳だと4番までしかないようなのですが、ここでは6番くらいまであったので、英語のままにしました。) ちなみに、リタージー(liturgy)とは日本語で言えば「典 ...
"ブルー" クリスマス
今日は、JesusCreedに寄稿されていた記事を読んで、「ブルークリスマス礼拝」というものの存在を初めて知った。(こちら) 一言で言えば、クリスマスなのにブルーな気持ちの人たちのための礼拝、ということか。 クリスマスは喜びと希望のとき。救い主イエスの誕生を ...
Practice Silence and Forbearance
いよいよ明日はアメリカの大統領選挙です。1984年にアメリカに来て以来、もう何度も大統領選を見てきましたが、今回ほど悲惨だと感じる選挙はありません。多くの人たちが、どちらの候補者のほうが良いか、ではなく、どちらの候補者のほうがより嫌ではないか、という基 ...
線香花火
先日のビデオの日本語版を夫が作ってくれた。 なぜか口調が江戸っ子なんですが。(彼の両親が江戸っ子だったせいか、彼自身は横浜育ちなのに言葉遣いはけっこうべらんめえ調なところがあって…) この中で、私にとって特に響いてくる箇所が二箇所ある。 私たちは ...
In and Deep: 神の奏でる音を聴く(ホノコン16メッセージより)
今日は、JCFN25周年感謝のホノルルカンファレンス(略してホノコン16)でお話させていただたメッセージ原稿をお分かちします。このメッセージは、2日前に掲載した証とペアで語ったものです。まず証をさせていただいたあと、続けてこのメッセージを語らせていただきまし ...