ミルトスの木かげで

シカゴ在住のキリスト教書翻訳者&霊的同伴者、中村佐知のブログです。

カテゴリ:Darkness

ケイト・ボウラーのインスタグラムより。  View this post on Instagram A post shared by Kate Bowler 📚 🇨🇦 Author + Prof (@katecbowler) Blessed are we who stretch out our hands to youin doubt and grief,in sickness of body and mind and ...

12月21日は冬至、一年でいちばん夜が長い日です。そんな日に聴くアドベントの曲として、これはいかがでしょうか。 Within our darkest night,You kindle the fire that never dies away,That never dies awayLight a candle, sing a song Say that the shadows shall ...

Holy darkness, blessed night,heaven's answer hidden from our sight.As we await you, O God of silence,we embrace your holy night.I have tried you in fires of affliction; I have taught your soul to grieve.In the barren soil of your loneliness,there I will ...

私たちは、賛美することや感謝することについてはよく教えられていますが、嘆き悲しむ(ラメントする)ことについてはどうでしょうか。教えられていないどころか、むしろ不信仰であるかのように言われてきたかもしれません。しかしラメント、つまり神の御前で嘆き悲しむとは ...

(棕櫚の葉で作った十字架)教会暦では、受難週に入る日曜日を棕櫚の日曜日(Palm Sunday)、またPassion Sundayと言う。(第二バチカン公会議の前までは、Passion Sundayは棕櫚の日曜日の1週間前だったそうだけれど、公会議後のレクショナリーの改編により、同じ日曜日にな ...

スザンヌ・ヴェガというシンガーがいる。80年代に「Luka」という、児童虐待をテーマにした歌が大ヒットした。My name is Luka...で始まる印象的な歌だった。そのスザンヌ・ヴェガに、「Night Vision」という歌もあることを知ったのは、つい最近のこと。それが私の目に留ま ...

8年前の今日は、思いがけないことが起こり、とても辛い日だった。考えてみると、それからの6年間は、次から次へと大変なこと続きだった。けれども、ものすごく大変なことが起こっていたその一方で、神様は私を深みへ、深みへと連れてくださっていたかのようだった。8年前 ...

 これは、先週の聖土曜日に見つけた画像なのだけれど、聖土曜日に限らず、ずっと私のリマインダーにしたいと思ったので、ここに載せておくことにする。 この1ヶ月くらい、ちょっといろいろあって、やや参り気味だった。しかし今日、愛するある姉妹と話していて、そうか、 ...

これらのページに記された告白に対する私の応答は簡単です。 彼女(マザー・テレサ)の側に、この霊的枯渇を説明できるような深刻な落ち度はまったく見られません。これは単に、霊的いのちを極めた人ならだれでも知っている、"暗夜"なのです。もっとも、彼女が通っているもの ...

 先日少しだけ引用した十字架のヨハネによる「魂の暗夜」という詩、気になったので全文を調べてみた。もともとスペイン語で書かれたものなので、英訳にもいくつかのバージョンがあり、複数のものを照らし合わせつつ、自分なりに日本語に訳してみた。魂の暗夜 8つのスタン ...

 今日はクリスマスイブ礼拝。メッセージは、イエス様はごく普通の人としてごく普通の人たちのところにやってきた、というお話。イエス様は馬屋で生まれたとずっと教えられてきたけれど、実はそうではなかったのだろうという話は、近年私も聞いたことがあったけれど、今日の ...

 昨日のポストで言及したブルークリスマスのリタージーを翻訳しました。(途中で出てくる賛美歌だけは、日本語訳だと4番までしかないようなのですが、ここでは6番くらいまであったので、英語のままにしました。) ちなみに、リタージー(liturgy)とは日本語で言えば「典 ...

(外は一面、雪景色。このピンクがかった薄紫が、アドベント第3週のピンクのロウソクを思わせる。)荒野と砂漠は楽しみ、荒地は喜び、サフランのように花を咲かせる。盛んに花を咲かせ、喜び喜んで歌う。レバノンの栄光と、カルメルやシャロンの威光をこれに賜わるので、彼ら ...

 1ヶ月間の日本滞在から、昨日無事に帰ってきた。とても祝された旅だった。それについては、また後日改めて書くとして、今日はちょっと、思うところがあり、以前書いた「魂の暗夜」に関するものを再掲する。 ===== 2014年12月30日のポストより ...

 しばらく前にも書いたように、ジェラルド・メイというクリスチャン精神科医が書いた「The Dark Night of the Soul」という本を読んだ。これは、十字架のヨハネの『暗夜』という有名な著作を、現代人に分かりやすく説明したもの。ヨハネが書いたほうのものは読んだこと ...

↑このページのトップヘ