二月も半ばになった。日がだんだん長くなり、木の芽が膨らみ始め、いくつかの球根も芽を覗かせている。そうは言っても、朝起きると、芝一面に霜が降りている。まだまだ寒い。春の気配を感じつつも空気はまだ冷んやりしているこんな日の朝は、なんとも切なく、苦しく、そして ...
カテゴリ:grief
[MEMO]グリーフとラビリンス
ジャン・リチャードソンと、ラビリンスファシリテーターのDr. ローレン・アートレスによるウェビナー。まだ申し込んでいないけど、参加してみようかな。In this webinar she will discuss how deeply intertwined love and grief can be which she experienced after the su ...
ブルークリスマスとミラー泉さん
昨日は冬至。一年でいちばん夜の長い日。今年の10月末に奥さんをがんで亡くされた友人を誘って、ブルークリスマス礼拝に行ってきた。亡くなられた友人は、ミラー泉さんという。礼拝の前にうちで一緒に食事をし、泉さんの思い出話をたくさんした。時に涙ぐみ、時に声をあげて ...
出版記念イベントの感謝と、ご質問へのお返事
先週の土曜日、拙著『まだ暗いうちに』の出版記念オンラインイベントがもたれました。 100名以上のご参加をいただき、私と夫にとってはみんの召天五年目の節目ともなる、とても感謝な時間となりました。 ご参加くださった皆様、またこのような機会を設けてくださったい ...
5年め、断想
今年も3月5日がやってきた。昨日4日は、5年前と同じようにひんやりとしたいいお天気だった。昨日の朝、エミが「(5年前の)あの週末のことはずっと私の思いの中につきまとっている。でもどんなに辛くても、忘れたくない大切な思い出」と言っていた。私も同じ思い。しば ...
4年め
昨日は3月5日、ミホの4回めの召天記念日だった。ミホの友人たちが今年もお花を贈ってくれた。こうしてミホのことを覚え続けていてくれることは、本当に嬉しい。また、ミホの親友の一人のNが、私を朝食に誘ってくれて、二人で朝食に行ってきた。彼女と最後に会ったのは、ミ ...
二冊目:グリーフ編
みんの闘病中のメモワール、『隣に座って』に続く、私のグリーフプロセスを綴ったものの原稿を、昨日、編集者さんに送った。 タイトル(まだ仮題ですが)の『まだ暗いうちに〜ナイトヴィジョン〜』には、私たちが暗闇の中にいるときも、そこにおられて私たちと出会おうとし ...
灰の水曜日
昨日のみんの記念日は、予想以上に良い1日だった。 何か特別なことがあったわけではない。 ちょうど灰の水曜日の前日だったこともあり、先日も書いたみことばに思いを巡らせていた。 「あなたは土のちりだから、土のちりに帰るのだ。」(創世記3・19) 「土のち ...
GoGo
先週、55歳の誕生日を迎えました。客観的に聞くと、すごく「年配」ですよね。体力の衰えは確かに感じるものの、中身は相変わらず未熟なままなのに、年だけ重ねていくことの恐ろしさ…(笑)私の誕生日は、Miho Dayの二日後です。二年前の誕生日は、青空の広がる晴れた日で ...
初コラージュとピンクストーン(1)
金曜日の夕方から日曜日の昼過ぎまで、沈黙のリトリートに行ってきた。私のスピリチュアル・ディレクター主催のリトリートで、本当のことを言うと、最近いろいろ忙しかったので、リトリートに行くことすら面倒だと思っていた。 けれども、年末に急に入った仕事が2月いっ ...
名札がきた
ホスピスボランティアの件、胸部X線を撮らなくてはならなかったり、医師のサインが必要だったりと、いろいろ準備に時間がかかっていたけれど、昨日ついに、名札が届いた。これで、いつでもボランティアに行ける。 患者さんの自宅や、患者さんがいる施設(老人ホームなど) ...
ボランティア
昨日は、大学病院に行って胸部レントゲンを撮ってきた。 実は、みんもお世話になったホスピスでボランティアをすることになり、それにあたり、結核がないことを証明する必要があっため。 本来なら皮膚でツベルクリン反応のテストをして、陰性であれば済むことなのだけれ ...
ある友へのメール
お返事ありがとうございます。そちらはまだ暑い日が続いていたのですね。一昔前に比べ、残暑が長く続くようになった気がしますね。○○の修道院に行かれたのですね。日常と離れた環境で、静かに神様と向き合えるのはいいですよね。私も今日の午前中、うちの近所(といっても ...
十字架の道行き in 宇治
今回の日本訪問では京都に行く機会があり、友人のK夫妻のお誘いにより、宇治のカルメル会の黙想の家で、一泊の黙想会に参加してきた。 修道女の方たちも、司祭も、アビラのテレサや十字架のヨハネが着ていたような茶色い修道服で、さすがカルメル会!と思ってしまった。 ...
No forcing, no holding back...
夫が釣りに行っている間、私は一人で静かな時間を堪能していた。 窓から外を眺めつつ、みんが召されてからのことや、特にここ一ヶ月ほどの出来事、それに伴う私の感情などに思いをめぐらしていた。そして、これからのことへと思いが向いた。 「神様、あなたは私に何をし ...