2月中は春のように暖かかったシカゴなのに、今週は大雪が降った。

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 全部で30センチ以上積もったと思う。Lake effect snowといって、風向きのせいで湖の湿気を吸った空気が湖の反対側にどっさり雪を落とすという現象らしい。(違うかも。夫に聞かなくちゃわからない。)

 それでも、たくさん降ったのは1日半だけで、今日はいいお天気。少しずつ気温も上がっている。来週にはきっと雪もきれいになくなっているだろう。早く外に出て庭仕事をしたい。

 今日はエミが教えている学校で春のコンサートがあった。エミはこの準備のために曲を選んだり、教えるための教材を作ったりして、去年からがんばっていた。エミは、音楽を通して子どもたちにさまざまな次元での多様性を教えることに取り組んでいて、今回のコンサートでは低学年の子どもたちには日本語の歌を(「手のひらを太陽に」)、高学年にはフランス語の歌を教えた。エミが教えている学校は識字障害などの発達障害のある子供たちの専門学校なので、音楽を教えるときも楽譜はほとんど役に立たない。歌詞も、紙に印刷したものを渡しても意味がない。子どもたちは歌もからだで覚える。外国語の歌詞も暗記。識字障害だけでなくADHDのある子も少なくないので、なかなか大変らしいけれど、エミ独自の教授法で子どもたちを魅了しながら引っ張っていっている。このコンサートはエミがとても力を入れているものだったので、ちょうど冬学期が終わった夫は、昨夜車を一晩中走らせて、東海岸まで駆けつけた。(約12時間くらいのドライブ?)

 先ほどコンサートが無事に終わったと夫から連絡があった。エミは子どもたちからも保護者たちからも絶大の信頼を得ているようで、何人かの保護者さんたちは夫のところに来て、いかにエミに感謝しているかを伝えてくれたそうだ。校長先生も、子どもたちの集中力がこんなに続いたのは奇跡だとおっしゃっていたらしい。エミは自分自身もある種の発達障害を抱えている(ADDとアスペルガー症候群ではないかと本人は思っている…正式に診断されたことはないけれど)ので、生きづらさを抱えている子たちの気持ちもわかるし、型にとらわれない指導で子どもたちの能力を引き出すことに情熱を感じているらしい。

 コンサートが終わると、土曜日にはボストンで、ま〜やが大学の友人たちと企画している大きなイベントがある。ま〜やはなぜか、フィリピン人学生会のようなものに入っていて、今回のイベントはボストン近郊の複数の大学のフィリピン人学生会が合同で行うもの。夫は、土曜日の朝からエミを連れてボストンに行く。そしてボストンに一泊して、日曜日の午後にエミをNJに連れ帰り、彼はもう一泊してから月曜日にシカゴに戻ってくる。

 本当は私も行きたかったけれど、ケンの学校があるので、残念ながらお留守番。でも、エミにとってもま〜やにとっても、数か月がかりで準備してきた大きなイベントに夫が駆けつけてあげることができて本当によかった。

 一方ケンは、来週の木曜日から、高校のバンドの修学旅行で10日間のギリシャ旅行に出発する。(エミもま〜やも、そしてみんも、それぞれオーケストラや美術科の修学旅行でヨーロッパに行っている。)今週末は、出発前のお披露目(?)コンサートや、必要なものを揃えるための買い物など、彼も(私も)それなりに忙しい。 修学旅行とは別に、ケンは二日前に高校のHonor's Recital(学内のベストのミュージシャンの生徒たちによるコンサート)のオーディションを受けた。

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 (これは、オーディションの様子を音楽の先生が撮って、ま〜やにFBのメッセージで送ってくれたもの。それをま〜やが私たちにシェアしてくれた。笑)


 ケンの話では、前半は完璧に演奏できたものの、途中からおかしくなって、最後は悲惨だったそうだ。曰く、審査員の先生たちに失笑された、と。それで、もう絶対に落ちたと思って諦めていたのに、今日、発表があり、無事に受かっていたことがわかった。 これはケンが合格者発表を写メしてきたときの家族間でのやりとり。

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 ほんとだったら、ここにみんからのお祝いの歓声も入っているはずなんだけど…でも、たとえその文字を見ることができなくても、みんが喜んでくれているのは、ケンもよくわかってるはず。

 子どもたちがそれぞれにがんばって生きてくれていることに、大いに励まされている。ありがとう、みんな。ありがとう、みんちゃん。

 (今日は私は自分のスピリチュアル・ディレクションを受けてきて、とても励まされたので、そのことについて後日また書くかも。)