昨年から翻訳していました、ジョン・オートバーグ著The Life You've Always Wantedの邦訳が、もうすぐ出版されます。

 邦題は、『あなたがずっと求めていた人生:真の霊的変容へのロードマップ』です。

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 以下は、原書の表紙に記載されている、版元による説明です。この文章は、日本語版には載りません。ざっと訳しただけなので、荒い部分があるのは、ご容赦を。


 クリスチャンになるとは、ただ罪を赦されるというだけのことではありません。天国に行けるようになるというだけのことでもありません。キリスト教の中核にあるのは、変化・変容です。神は私たちの「霊的生活」だけに関心を持っておられるのではなく、生活のあらゆる側面に関わることを願っておられます。神はいわゆる「敬虔な生活」の中でのみ私たちと出会われるのではなく、私たちの日々の暮らしの中で出会ってくださるお方です。ごく普通の日常生活のあらゆる側面において、もしイエスが私たちの人生を生きておられるなら、イエスはどんな毎日を送られるでしょうか。イエスだったらこんなふうに生きるだろうと思うような方法で、私たちも生きることができる、それが信仰生活というものです。
 ジョン・オートバーグは、変化と成長をもたらす神の力という、キリスト教本来の躍動的な鼓動へと私たちを連れ戻します。そして、どうやってそこに到達するのか、また、なぜ到達すべきなのかを教えてくれます。オートバーグは言います。変化を伴わない救いなど、ほかの時代のクリスチャンにとっては、聞いたことのないものだった、と。だとしたら、なぜ今日の教会は、信仰を単なる「火災保険」のようなものにしてしまったのでしょうか。それではクリスチャンであることの醍醐味がありません。
 本書は、古くからある霊的修練の道に、近代的な視点を与えたものです。しかし、良いクリスチャンになるためにはこれらのことをしなくてはならない、というものではありません。それ以上です。真の変容へのロードマップです。このロードマップは、私たちがどうなるという以上に、この旅の目的であるお方、すなわちイエス・キリストがその中心に据えられているので、大変説得力があります。オートバーグは、キリスト教とは、教会から承認の印を押してもらえるような外的な形、外側の問題ではないと教えます。キリスト教の真髄は、キリストの品性が、私たちの品性に日々深く刻まれていき、内側から変えられていくことにあるのです。
 ただやみくもに頑張るのではなく、マラソン走者のように適切な訓練を積むことが鍵です。だから霊的修練と呼ぶのです。修練とは、私たちがこなさなくてはならない課題ではありません。それ自体が目的なのでもありません。成長の道を歩み続けていくために必要な力を養うための実践です。この道を歩み続けるなら、そこに喜び、平安、親切など、さまざまな道しるべを見つけることでしょう。それは生き生きとした、成長しつつある真の信仰の特徴です。
 オートバーグならではのユーモアと分かりやすい逸話がふんだんに盛り込まれた本書は、実際に生きる価値のあるクリスチャン生活を送れるように、読者を励まし、鼓舞します。それは、何の変哲もない世界に新しい意義と希望と変化を与え、何より、日々キリストに近づいていく喜びで満たされた、わくわくするような人生です。




 注:日本語版には、原書の最新版にあるスモールグループ向けディスカッションガイドは含まれていません。)