今日のバイオラ大学のアドベントプロジェクトのディボーショナルも、とても心に響いた。




  • http://ccca.biola.edu/advent/#day-dec-23


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 今日の絵は、"It Was Not a Silent Night"というタイトルのRachel Pearseyという画家の油絵。


 イエス様の聖誕というと、救い主が人知れず静かにお生まれになった夜、どちらかというと静かなイメージだと思う。


 しかし、今日のディボーショナルでは、イエスがお生まれになった日のベツレヘムは、静かとはほど遠い状況だったことが指摘されていた。皇帝アウグストが出した住民登録をせよという勅令により、人々はみな、それぞれ自分の生まれ故郷に向かっていた。ヨセフもガリラヤのナザレから、ユダヤのベツレヘムに向かった。ラクダとかロバなどの動物に乗った人たちが、それぞれに家族連れで故郷に向かっていく様子とは、どれだけ騒然としていただろうか。ベツレヘムには空き部屋のある宿屋がなかったことからも、いかに混雑していたかがわかる。


 加えて、マリヤは出産したのだ。しかも初産。出産経験のある女性なら誰でも知っているように、出産とは、どう考えても静かになされるものではない。私の友人のエリザベスは、5人目の子どもの出産の時、病院に行く途中の車の中で子どもが産まれてしまったそうだ。彼女いわく、助手席の背もたれを倒し、四つ這いになり、マウンテンライオンのような唸り声をあげていたと... 対向車はその姿を見て、どれだけ驚いたことだろう。通りすがりの人が救急車を呼んだらしく、彼女たちの車のすぐ後ろを、救急車が追いかけながら病院に到着したのだそうだ。ご主人は慌てるあまり、途中で車をどこかにぶつけたとか。


 とにかく。出産というものは、何がどうなってもSilent Nightではすまされない。痛くて苦しくて、どうしても大声をあげてしまうし、羊水が流れ出し、胎盤も出てくるから当然、周囲は汚れる。(エミの出産のときは、生んでから身体を起こしてみたら、分ぺん台の周りが血の海になっていて私は仰天したのでした。夫の服にも血しぶきがついていたし… 汗)


 マリヤとヨセフは、人々でごった返している町の宿屋の馬屋で、おそらく長旅をしてきた人たちが乗っていた動物たちが何頭もつながれていたような馬屋で、初めての出産をしたのだ。


 マリヤとヨセフは、さまざまな騒音と、混乱と、痛みの中で、救い主をお迎えしたのだ。


 It was NOT a silent night. It was a noisy, messy, painful night. そのただ中で、救い主はお産まれになった。そのただ中に、救い主はおいでくださった。It was a noisy, messy, painful..., but beautiful night.


 今日のディボーショナルでは、さらに、救い主の誕生の背後では、神が皇帝アウグストという人間の支配者の計画を用いられたことも指摘されている。アウグストの勅令によってベツレヘムまでやってきたヨセフたちだったが、救い主がベツレヘムで生まれることは、すでに預言者ミカが預言していたことだった。私たちも、誰かのせいで面倒で複雑で苦しくて辛い状況に陥ったと思うようなことがあるかもしれない。でも、その背後では、神が、神のご計画を進めるために、すべてを導いておられるのかもしれない。どんなに面倒で複雑で苦しくて辛い状況でも、そのただ中に、救い主は来てくださったのだから。


 ぜひ上のリンクをクリックし、音楽もお聴きになってみてください。ラクダに乗って揺られながら砂漠を進んでいるような、どこかのんびりと、でも、それでいて何か心が駆り立てられるような、美しい旋律です。


 明日は(日本時間ではすでに)クリスマスイブですね…


 私たち一人ひとりの心が、救い主をお迎えするために、整えられますように…


 たとえ、今置かれている状況がどんなにハチャメチャで混沌としていようとも、恐れずに、ためらわずに、救い主をお迎えすることができますように。



Ready My Heart (Music and Lyric by Lois Shuford)





Ready my heart for the birth of Immanuel


Ready my soul for the Prince of Peace


Heap the straw of my life


For His body to lie on


Light the candle of hope


Let the child come in





Alleluia, alleluia Alleluia,


Christ the Saviour is born





Mine is the home that is poor and is barren


Mine is the stable of cold and stone


Break the light to each corner


Of doubt and of darkness


Now the Word is made flesh


For the birth of me