9月のはじめ頃から、アボカドの種を使った水栽培を始めた。


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 何年か前に、友人宅で、すでにかなり育ったアボカドの水栽培を見て、感動して、私もいつかやってみたいと思っていた。実際、大分前に、2度ほど試してみたこともある。


 一回目は、ただ見よう見まねで、アボカドの種に楊枝をさして、水につけてみた。しかしいつまで経っても何の変化もなく、そのうち水を取り替えるのを忘れ、水が濁って気持ち悪くなってきたので、捨ててしまった。


 その後、もう一度やってみたのだけれど、やはりいつまで経っても何の変化もなく、面倒になってきたので捨ててしまった。


 しかし今回、いろいろ思うところがあって、もう一度チャレンジしてみることにした。今回は、もう少し調べて、発芽するのに3~6週間かかることを知った。8週間待ってついに発芽したケースがあったことも読んだ。そして、水は毎日取り替えるほうがいいことも知った(前回は数日おきにしか替えていなかった)。


 普通、種は蒔いてから1~2週間もすれば発芽するものだと思うけれど、アボカドの種はもっと時間がかかる。外から見ると、何の変化も起きていないように見えるが、それでも、忍耐強く、毎日水を取り替えながら待つならば、やがて種の底が割れてきて、根っこが伸びてくる。さらに種の上部も割れてきて、茎が伸びてくる。


 成長ということに関して、何て示唆的なのだろうと思った。育ててくださるのは神様で、成長には時間がかかる。しかし待っている間、私たちの側にもできることがある。育ててくださる神様の力を信じて、私は私にできることを毎日忠実に行う。そうすれば、いつか固い種に割れ目ができて、そこから根が出て、芽が出て、茎が育ち、葉っぱも出て、花をつけ実をならすことのできる木に育つのだ。


 種に割れ目ができたとき、もし成長のプロセスをよく知らなければ、「あっ、割れてしまった!」と慌てるかもしれない。でも良いものは、その割れ目から伸びてくる。


 あせらず、慌てず、神様がなさっておられる成長の御業を信じよう。信頼しよう。


 水栽培を始めてから、ちょうど1ヶ月ほど経ったのだけれど、今日、種の裏側を見てみたら…


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  ああ! 本当に割れてきたよ! これは、種が壊れてしまったのではなくて、ここから根が出てくるのです!


 ネットで検索すると、アボカドの水栽培のやり方を教えてくれるサイトはいろいろでてきます。忍耐さえあれば、簡単にできるようなので、皆さんもいかがですか?


 コツとしては、アボカドの種は低温になると発芽率が下がるため、冷蔵保存したアボカドの種は使わないほうが良いこと、種を取ったらよく水洗いして、表面のヌメリを取ってから水につけるほうが良いそうです。あと、種の上下を間違えないように。種をよ~くみると、片方が少し平たくて、反対側が少しとがった感じになっているので、平たいほうを下にして水に漬けてください。