去年のハロウィンではドラボンボールZの「ゴハン」とやらに手作りの衣装で扮装したケン、今年はBleachのイチゴとやらになった。(私には意味不明)


 まずは約3週間かけて、お面造りから。(この日の日記も参照)


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厚紙を使って頭の枠をつくり、新聞紙でペーパーマシェ。そこに段ボール紙で造った角をくっつける。ペーパーマシェの段階で最初は失敗し、濡れて枠が崩れてしまい、最初からやり直し。これは二頭め。


f:id:mmesachi:20111022103239j:image:left角の部分もペーパーマシェして、顔の部分は白い紙を貼る。角が取れてしまったけれど、エポキシパテとホットグルーで修繕。


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スプレーペイントで白く塗装。























デザインの下書きをする。この時点で、角が再びとれてしまったものの、この時は、泣きも騒ぎもせず、「あとで直すから大丈夫」と、成長の様子が伺えました。


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「歯」を付ける。実際は、ネイル。角もエポキシパテでもう一度付け直し、デザインも入れて、お面完成。


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ローブは、一昨年のハリーポッターのローブを自分でリフォーム。襟は、古いTシャツを切ってつけた。


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写真がピンボケになってしまったのが残念。この刀も手作り。紙と工作用スティックで刀を造るのはお手の物。


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今年も造りました、「嘔吐するカボチャ」


ケンにとってのハロウィンは、お菓子をもらうことよりも、コスチュームを自作して披露できる楽しい機会のようです。将来は、コスプレのコンファレンスとかに行くようになるのでしょうか。(大汗)


 今年は、材料を買うところと、取れてしまった角を接着するときに押さえるのを手伝ってもらった以外は、すべて一人でやりました。


 作品の仕上がりもさることながら、作っていくプロセスで、失敗しても怒って投げ出さず、難しいことを承知で、頑張って最後まで作り通したことを、なによりも嬉しく思います。こういう忍耐や頑張りを、スポーツを通して学ぶ子もいれば、ケンのように工作で学ぶ子もいるし、難しい算数の問題を解いたり、分厚い本を読み通すことで学ぶ子もいるのでしょうね。自分にあった方法で、努力することとそこから得る喜びを、これからも味わっていってもらいたいです。そしてそれが、今度はスポーツや勉強といった、自分があまり好きでないand/or得意でない分野にも波及していくのでしょう(と期待したい)。


 コスチューム造りが一段落して、手元が寂しくなったケン。今は、友達の誕生日にプレゼントするためのナーフガンを改造中。いつも忙しいね。おかげでテレビを見る暇もゲームをする暇もありません。でも、本は夜遅くまでベッドの中でこっそり読んでいます(今読んでいるのは、The Phantom Tollbooth 邦題:マイロのふしぎな冒険)。