しばらく曇天、雨、雪の日が続いていたけれど、今日は久しぶりにいいお天気。気温は低いけれど、太陽が出ているとやっぱりホッとする。


 夕べは、突然思い立ってブルーベリーのクラフティを作った。突然と言っても、数日前にクックパッドでいちごのクラフティのレシピが送られてきて、そういえば最近クラフティを作ってなかったなぁと思い出し、作りたいと数日うずうずしてたのでした。卵とクリームと砂糖と少量の小麦粉を混ぜて焼くだけの超簡単デザート。焼きたての熱々でも、冷やしてからでも、どっちでもすごく美味しい。ブルーベリーのクラフティも大好評でした。パパが帰ってきたらまた作らなくちゃね。


参考までに、クックパッドのいちごのクラフティのレシピを載せます。


Cpicon 苺のクラフティ by Lilyzumi


 さて、エミがやっぱりこの数日調子が悪い。ため息ばかりついていて、ちょっと鬱っぽくすら見える。体力的に先週からの疲れをひきずっていたところに、精神的なショックが重なって、対処しきれなくなっているようのかもしれない。友達の悲しい知らせを聞いたのが月曜日で、衝撃を受けつつも学校の勉強とかで忙しく、自分で自分の心にpay attentionしてあげる暇もなく、悲しみの行き場がなくなっているのではないか… 今朝など、学校に行く10分前までパジャマのままでぐずぐずし、「大丈夫?」と聞くと、ベッドにつっぷして子犬のような声を出したりして、まるで普段のエミらしくない。それでも遅刻しないで出かけて行ったのは偉かったけど…


 アメリカの高校は、大学のように、授業ごとに先生と教室がかわり、いわゆるホームルームはない。亡くなったのは一学年上のオーケストラの友達だったので、多分、オケの時間以外は、エミが悲しみや痛みを分かち合える友達がまわりにいないのだと思う。


 明日は亡くなったお友達のwakeで、オケの友達数名と一緒に行くと言っていた。Wake というのは、お葬式に先だって、故人に最後に別れを告げるための機会というか、会場(たいていはフューネラル・ホームという専門の施設)に棺と故人を偲ぶさまざまな資料(アルバムとかビデオとか寄せ書きとか)が展示される。そして遺族や友人たちが集って、互いに慰め合ったり故人の思い出を分かち合ったりする。明日そういう機会に与れることで、エミも思い切り泣くなり友達と話すなりして、今、心の中にたまっているものを吐き出せるといいのだけれど… 結局のところ、wakeにしてもお葬式にしても、また日本の初七日や四九日や一周忌などにしても、故人のためというよりは、残された人たちが愛する人を失ったという現実と向き合い、受け入れ、グリーブするための一つのプロセスなのだろう… 私たちには、そういうプロセスを順を追って通ることが必要だ。そして、その道のりも、イエス様は共に通ってくださる。