精神障害者の自立をサポートする施設、特定非営利活動法人「ホサナ精神障害者グループホーム ホサナホーム」というNPOが東京都練馬区にあります。その名前からもわかりますように、クリスチャンによって運営されている施設です。現在10名の入所者がいて、料理の仕方やバスの乗り方といった生活に関する訓練をはじめ、自立に向けてさまざまな訓練や、精神面でのケアを、5名の職員が二四時間体制で行なっているそうです。所長の玉井さんとは、最近「クリスチャン・マッキントッシュ・ユーザーグループ」を通して知り合ったのですが、玉井さんから、次のようなニーズについて伺いました。


 以下、玉井さんのサイトからの転載です。



 ホサナホームのある東京都練馬区だけでも、現在約7,500名の精神障害者がいて多くの方が入院中です。その中で国は「退院促進事業」を立ち上げ、入院している方を地域に移行していきたいという方針を打ち出しています。しかし、その受け皿は絶望的に少ないのです。病院から退院させられてしまうけれど住む場所もなければ一人暮らしをする自信もないというのが現状です。


 当施設にも入所希望の問い合わせは頻繁にありますが、これ以上は受入れられないお断りしておりました。ところが、思わぬ幸運が転がり込んできました。施設は3階建ての建物の2階と3階部分を借りて運営していますが、1階部分が空き店舗となったのです。東京都に相談したところ、部屋の増築にあたり、経費の 7/8を補助してもらえるというのです。しかし、1/8の経費400万円はこちらで用意しなければなりません。


 増築に関する工費、空き室の家賃等から概算した経費の1/8が400万円です。


 東京都の補助金申請締切は12月12日。目前に迫っています。そればかりか、東京都の補助金はこれを最後に、今後出す予定はないというのです。私たちにとって最初で最後のチャンスとなります。



(強調ははちこによります。)





 12月2日現在で、125万円あまりの募金が集まっているそうです。申請締め切りまであと一週間。皆さん、ぜひお祈りに覚えていただけませんでしょうか。そしてもしも心に促しを感じられる方がいらっしゃいましたら、ご協力いただけますと感謝です。





 詳細や振込先の情報については、次のページをご覧ください。どうぞよろしくお願いいたします。






  • ホサナホームに関する練馬区NPO活動支援センターに登録されている情報はこちらでご覧になれます。