数日前、ケンが本棚付近でガソゴソしているから何をやっているのかと思ったら、聖書を探しているという。そして、ケンが赤ちゃんの時に教会からもらった、Kensukeと金文字で入っている小さなブルーの聖書(新約+詩篇と箴言)を見つけ出し、「これ、ジョーイにあげてもいい?」


 先日のケンとジョーイの会話から、ジョーイに聖書をあげたいと言い出すんじゃないかと思っていたら、案の定だ。


 「でも、それにはケンの名前が入っているよ」


 「僕からのプレゼントだから、ってことでいいんじゃない?」


 「ケンがあげたいなら、お母さんはかまわないけど」


 というわけで、おととい、ケンはジョーイにその聖書をあげたらしい。ジョーイの反応は、「ふぅ~ん」という感じだったそうだ。


 子供同士のことだから大丈夫だとは思うけど、ジョーイのご両親にいやがられないといいな、とちらっと思った。不信仰かしらん。(汗)


 あとケンは、教会で作ったフレンドシップブレスレットというものも、ジョーイと、もう一人の仲良しのサブリナにあげたらしい。革ひもに黒、赤、白、青、緑、黄色のビーズがこの順番で通されている。


 黒は罪、赤はイエスさまの血潮、白は赦し、青はバプテスマ、緑は成長、黄色は神様の栄光の中の永遠の命を現すのだそうだ。それも、ジョーイとサブリナに説明しながら渡したそうで、説明には「ふぅ~ん」という感じだったらしいが、ブレスレットは喜んで受け取ってくれたとか。