神様の方法でお金を管理することについての学びの6回目は、「労働」。





1. 労働は神が創造されたものである。


「神である主は、人を取り、エデンの園に置き、そこを耕させ、またそこを守らせた」(創世記2:15)


 労働は、罪の呪いとしてこの世に入ったものではなく、神がエデンの園でアダムに真っ先に与えたものだった。しかし堕落後に、労働は人間にとって厳しいものとなった。(創世記3:17) 





2. 神の目から見た労働とは


 A. 労働は必要なものである。 (第二テサロニケ3:10)


 B. 労働は私たちの品性を立て上げる。勤勉さ、忍耐、協調性、リーダーシップ、従順…


 C. 私たちは主のために働くべきである。(コロサイ3:23-24)


 D. 仕事の種類に貴賤はない。 


 聖書の登場人物の職業もさまざま。羊飼い、政府高官、医者、取税人、皮なめし,天幕作り人…





3. 労働における神の側の責任


 A. 私たちに技術を与えてくださるのは神である。(出エジプト36:1)


 B. 私たちに成功を与えてくださるのは神である。(創世記39:2-3)


 C. 私たちの昇進を支配しているのは神である。(詩篇75:6)





4. 労働における私たちの側の責任


 A. 一生懸命働くべきである。(伝道者の書9:10、箴言12:27)


 B. 働きすぎてはいけない。「あなたは六日間は働き、七日目には休まなければならない。耕作の時も、刈り入れの時にも、休まなければならない」(出エジプト34:21) 主の前に、正しい優先順位を持つことが大切。





5. 神を畏れる従業員(被雇用者)の責任


  A. 正直さ・忠実さ 


「大臣や太守たちは、国政についてダニエルを訴える口実を見つけようと努めたが、何の口実も欠点も見つけることができなかった。彼は忠実で、彼には何の怠慢も欠点も見つけられなかったからである」(ダニエル6:4)


 B. 祈り


「ダニエルは、…いつものように、日に三度、ひざまずき、彼の神の前に祈り、感謝していた」(ダニエル6:10)


 C. 雇用主を尊重する


 第一ペテロ2:18


 D. 同僚を尊重する


 ゴシップに関わったり、同僚を悪く言うことはしない。職場での政治的な派閥などに巻き込まれないようにするのは賢明。


 E. 時宜にかなって信仰を分かち合う


 ダニエル6:20, 26


 普段から勤勉に働き、上司や同僚の信頼を得ているなら、信仰を分かち合う時にも聞いてもらえる。


 


 今祈っている事と関連して、個人的にこの学びにはとても励まされた。実は秋からパートでの就職を考えていて、先日、ある場所に履歴書を送ったのでした。でも先方からは何も言ってこないので、電話をしてみると、倍率が高いので5月中旬くらいまでは連絡できないだろうとのこと。ふえーん。主の御心なら、道が拓かれますように。御心でないなら、閉ざされますように。