18日に拙宅で開かれたJCFNシカゴ主催の感謝祭ディナー集会は、今年もとても祝された素晴らしい集会となった。One of the best dinner meetings I've ever hostedだったと思う。


 参加者は、うちの家族も含めて大人29人、子供7人、総勢36人! ディナーメニューは…




  • ターキー&ホームメイドのグレービー

  • 焼豚風ポーク・テンダーローイン

  • カリフラワーとブロッコリのサラダ

  • サラダwithセサミドレッシング

  • インゲンとカラメライズドレッドオニオン(green beans with caramelized red onions)

  • マッシュポテトのキャセロール

  • スィートポテトのキャセロール (praline sweet potatoes)

  • ちらし寿司

  • トスカーナ風スープ


 デザートは、エリザベスが持って来てくれたパンプキンパイ、えりちゃんが持って来てくれたアップルクリスプ、そしてリベンジのチョコレートピーカンパイ(今度はうまくできました 笑)に、フレッシュフルーツ(ブドウとリンゴ)withマシュマロクリーム&クリームチーズのディップ。


 ディナーもさることながら、今年は例年以上にプログラムが充実していて、とても良かった。(プログラムを担当してくれたヤス、Y司、ふぅきぃ、どうもありがとう!)


 プログラムは、総合司会がヤスで、こんな流れ。




  1. 司会挨拶

  2. 全体賛美2曲

  3. 自己紹介を兼ねたちょっとしたゲーム

  4. 食事

  5. kuriksちゃんとお友達による特別賛美二曲

  6. JCFNの下部祐子主事によるメッセージ 

  7. お父様が危篤になって当日の朝に日本に発ったA兄のために、親友のY介兄からの分かち合いと、とりなしの祈り

  8. 全体賛美(Blessed be Your Name)

  9. 4人ずつのスモールグループに分かれての分かち合いと祈り

  10. デザート


 特に食事の後、普段だとざわついた感じが残りがちのところが、今回は特別賛美のおかげで一旦静まることができ、参加者の心が主に向かって整えられたと思う。(kuriksちゃん、賛美すっごく良かったよー!)続く下部主事のメッセージがまた良かった! みんな食い入るように聞いていたよね。下部主事は来年早々に結婚を控えておられるので、ご自身が結婚に導かれるまでの証しを交えつつ、「感謝と捧げもの」について語ってくださった。その後、当初の予定では、お父様が末期ガンで闘病中のシカゴのA兄に証をしていただくことになっていた。お父様のためには今までもずっと祈っていたのだけれど、先月から特に容態が悪化し、A兄は先月末にも帰国し、今月12日にシカゴに戻って来たばかりだった。短期間の間に状況がどんどん変化し、今後の彼の人生を左右するような大切な決断をいくつもするよう迫られているA兄。普通だったらパニックするだろうし、祈って来たのになぜ?という思いにもとらわれるかもしれないが、A兄はこの危機的な状況の中で、本当にただ神様に信頼し、主と共に問題に直面し、勇気をもって前進しておられた。それで、今まだ危機の真っ最中にあるのに大変かもしれないけれど、その最中からの証をしてもらえないかとA兄に依頼してあった。彼は、今の時点でここ数週間で起きた事、主がなさっておられる事、語られた事をまとめておくのは自分にとっても益になるから、と快く受けてくださった。承諾のメールの中で、彼はこう語ってくれた。



人生の岐路に立ったときにどう対処できるか。


主を信じて、現実から逃れることなく、真っ直ぐに


向き合うことを求められるのだと思います。


逃げ出したくても、どんな局面においても主は共に


いてくださるという事実はすごい励みになります。


試みではありますけど、これも霊的に成長できる場として


受け止めて一歩ずつ歩まないといけないですね。



 このA兄に証していただくはずだったところが、お父様の容態が急変したため、当日の朝,彼は急遽日本へと再び旅立つことになった。それで、お互いにノンクリスチャンだった頃からの親友で、A兄をキリストに導いたY介兄が、かわりにA兄の状況や自分の気持ちを分かち合ってくれ、それからみんなでとりなしの祈りの時間を持った。海外に長く住む者にとって、日本の親兄弟にもしもの事があった場合というのは、考えたくないことだけれど、誰にとっても避けられない問題でもある。状況の急変に伴う突然の帰国や、帰国後の生活への不安、家族への証・伝道などは、私たちにとっても共通の課題だ。しかし一気にそれらに直面する中で、主にあって堅く立っているA兄の姿は、私たちにとって本当に大きな励ましとなった。日本に戻った後の彼からはまだ連絡がないけれど、主の霊が彼と共にあり、お父様や御家族の上にも臨み、ただ主の業がなされることを続けて祈っている。


 今回は、「結婚」と「死に直面する病」という一見対極的なライフイベントについて、「サンクスギビング」という視点から見ることになったわけだが、集まって下さった方たち一人ひとり(遠くはインディアナやミシガンからも!)に、主は何を語り、示してくださったのだろうか… それが何であれ、主はそれぞれに必要なことを語ってくださったに違いないと思うし、Above all, God is good. Therefore we give thanks to Him! なのだ。Jesus, You are more than enough to us!