日本のクリスチャン精神科医の草分け的存在であられる工藤信夫先生による本。案内にはこうある。



教会の中で、「何かがおかしい、どこか不自然だ」と感じる感性こそが、もしかして健全なのではないだろうか……。臨床の現場やセミナー等で多くの人の困惑に耳を傾けてきた著者が、一見「不信仰」と見えることばの中に、キリスト教と教会を創造的に再出発させるきっかけがあるのではないかと訴える、今日の福音の意味を再考する意欲作。



何だか、今私が翻訳中の本と通じるものがある気がする。やはり、臨床現場に携わっている方たちは、きっと同じ現象を見、同じことに気づいておられるのだろう。(なーんて、全然違う内容の本かもしれないけど。)